【スライド】Beamer の Metropolis テーマを Reveal.js で再現したい

Quarto
Reveal.js
R

Quarto 経由で Beamer 風のスライドを作ろう!

公開

2024年5月12日

最終更新

2024年6月23日

Metropolis との出会い

\(\LaTeX\) の Beamer で使える Metropolis テーマがおしゃれだと思ったので使ってみたい!というモチベーションです。

普段は Reveal.js を使っているので、Metropolis テーマを Reveal.js で再現したいと思い、できる限り頑張ってみました。

Metropolis テーマはこんな感じです(GitHub リポジトリより)

Reveal.js で再現

Note

Reveal.js で、と書いていますが、Quarto 経由で使用することを想定しています。

Quarto での使い方についてはこちら、Reveal.js についてはこちらを参照してください。

こちらの GitHub リポジトリに、Metropolis テーマをもとに作成した scss ファイルがあります。

私もよくわからずに作成しましたが、scss ファイルはデザインを指定しているファイル、みたいな理解で良いと思います(笑)

使い方

  1. このリポジトリをクローン、もしくは scss ファイルをダウンロード

    • リポジトリ自体は整えてないので、クローンしなくても scss ファイルがダウンロードできれば大丈夫です。
  2. Quarto コードがあるディレクトリに scss ファイルを配置

    • 要は .qmd ファイルと .scss ファイルが同じフォルダに入っていれば大丈夫です。
  3. .qmd ファイルに以下のように記述

Quarto
---
title: "Title"
author: "Author"
institute: "Institute"
date: "2024-05-12"
format: 
    revealjs:
        theme: 
            - default
            - metropolis.scss
        slide-number: true
        date-format: long
---
  1. .qmd ファイルをレンダリング

    • R Markdown で言うところの Knit です。

デモ

Metropolis からヘッダー部分をアレンジしています1

まとめ

Reveal.js はシンプルでデザイン性も高く、コードの実行結果もそのまま表示できるというメリットがあります。

ぜひ試しに使ってみてください。

ちなみに、Quarto では Beamer も使えますので、普通に Metropolitan 本家を使うこともできます。単に普段使っている Reveal.js で使いたかったから作ったというだけです。笑

参考

追記

2024/5/13:このテーマをもとに、Quarto でスライドを作る方法を紹介しました。こちらも併せてご覧ください。

  1. 塗りつぶしがうまくいかなかっただけです。↩︎